30日間返品返金、90日間安心保証、メールや電話対応を提供します。

カート

ショッピングカートに商品は入っていません

お買い物へ進む
95%の顧客の選択
  • 合計金額 ¥0 JPY
決済する時に計算される税金と送料

傘について-傘の構造・名称-(まめ知識)

2025年3月27日  KONCIWA

1.傘のカバー(傘生地)
2.中棒(しんぼう)
3.ハジキ(上ハジキ、下ハジキ)
4. 手元(てもと)
5.露先
6.ロクロ
7.ダボ(ジョイント部分)
8.骨
9.つば

 傘は日常生活に欠かせないアイテムですが、その構造については意外と知られていないことが多いです。今回は、傘の部位名称やその構造を詳細に説明し、それぞれの部位がどのように機能するのかを見ていきます。日本の傘業界でよく使われる専門用語も交えながら、分かりやすく紹介します。

傘 構造​

1.傘のカバー(傘生地)

傘の最も目立つ部分が「カバー」です。傘の構造において、カバーは傘の形を形成し、雨を遮る重要な役割を担っています。通常、傘生地は微妙に膨らんだ形状をしており、この形が傘を開いたときに自然なカーブを作り出します。傘生地の材質によって耐水性や耐久性は異なり、防水加工されたナイロンやポリエステルが雨の日に最適です。また、最近では日傘のカバーが紫外線を反射する素材で作られ、日焼け防止の効果もあります。

2.中棒(しんぼう)

傘の部位名称で「中棒」は、傘の中心軸にあたる部分で、傘を開閉する際に最も重要な部品です。中棒は通常スチールやアルミ製ですが、軽量で強度のあるカーボン製のものもあります。中棒がしっかりしていないと、傘が安定せず、強風で壊れやすくなります。最近では折りたたみ傘の中棒も改良され、コンパクトで持ち運びやすくなっています。中棒の強度や軽さを選ぶことが、傘の使いやすさに直結します。

3.ハジキ(上ハジキ、下ハジキ)

ハジキは、傘が開いたときに骨が外れないように固定するための部品です。上ハジキ(ウワハジキ)は傘の上部に、下ハジキ(シタハジキ)は傘の下部に位置します。上ハジキは傘が開いた状態を維持するために重要な役割を果たし、下ハジキは閉じた際に傘が自然に開かないように保持します。ハジキ部分は非常に細かい部品ですが、壊れやすい箇所でもあります。開閉時には指を挟みやすいため、取り扱いには注意が必要です。

4. 手元(てもと)

「手元」は傘の持ち手として知られる部分で、傘を持つために必要不可欠な部品です。長傘の場合、手元は中棒としっかりと接続されており、強力な接着剤で固定されています。そのため、手元の交換は簡単ではありません。一方、折りたたみ傘ではネジ式のものが多く、手元を交換することが可能です。手元部分は、持ちやすさやデザインが重要で、最近では竹製の傘の持ち手や滑りにくいラバー製の持ち手が人気です。持ち手が使いやすいと、傘を使う際の快適さが大きく向上します。

5.露先

露先は傘の骨の先端部分です。長傘の場合、この部分はカバーに縫い付けられていることが多く、取り外しが可能です。しかし、折りたたみ傘では露先が骨の先端に直接取り付けられ、カバーが縫い付けられていることが多いです。露先は傘の耐久性に大きな影響を与え、特に強風にさらされると壊れやすい部品です。

6.ロクロ

ロクロは、傘の骨が集まる中心部分で、親骨(おやぼね)と受け骨(うけぼね)が集まっています。傘の部位名称では、親骨が集まる部分を「上ロクロ(ウワロクロ)」、「受け骨が集まる部分を「下ロクロ(シタロクロ)」と呼びます。上ロクロには中棒を固定するための釘があり、これが外れると傘が崩れることになります。ロクロ部分の強度が低いと、傘を開けた際に骨が変形することがあります。傘の構造において非常に重要な役割を担う部分です。

7.ダボ(ジョイント部分)

ダボは、親骨と受け骨をつなぐジョイント部分です。ここは、傘にかかる力を直接受けるため、非常に強い部品でありながら、同時に壊れやすい場所でもあります。親骨と受け骨は「ハトメ」と呼ばれる小さな金具で止められており、壊れやすく修理が必要な場合が多い部位です。

8.骨

傘を支える骨部分は、親骨と受け骨に分かれています。親骨は中央に位置し、傘の形を保つために重要な役割を果たします。一方、受け骨は放射状に配置され、傘全体の骨組みを支えています。骨の材質や強度は、傘の耐久性に直結します。スチール製の骨は丈夫ですが重く、アルミ製の骨は軽量ですが強度が劣ることがあります。最近ではカーボン製の骨も登場し、軽量かつ強度が高いものが増えています。

9.つば

 傘のつばは、骨と生地の間にあり、傘が開いたときにその形を安定させる役割を果たします。つばがしっかりしていないと、骨が曲がったり、生地が引っ張られて破れる原因となります。この部分は傘の部品名の中でも重要な役割を担っています。

 傘の部位名称や構造を理解することは、日常的に傘を使う際に非常に役立ちます。例えば、風が強い日や雨がひどい日には、どの部位が壊れやすいかを理解しておくことで、事前に対策を講じることができます。また、用途に合わせた傘の選び方やお手入れ方法についても知識が深まります。

 定期的に傘の部品をチェックし、壊れた部分があれば早めに修理することで、傘を長持ちさせることができます。特に摩耗しやすい部分、例えば持ち手や折りたたみ傘の中棒は、日常的に注意して扱いましょう。

ブログタイトルに戻る

コメントを投稿する